8/17から銀座ニコンサロンで宇井眞紀子さんの写真展「アイヌ、風の肖像」が開催されています。
作家の宇井さんとは、同名の写真集の書評を書かせていただいたご縁です。 北海道新聞 6月に本を手に取った時、どれもこれもすばらしい写真ばかりで、ページをめくっていくごとに、のめりこんで拝見しました。 アイヌにご興味がある方にもない方にも、写真をぜひ観てほしい。 いただいたご案内を転送します。 ***************** みなさま、カメラマンの宇井眞紀子です。 転送歓迎です。 いよいよ来週17日から銀座ニコンサロンで、写真展「アイヌ、風の肖像」が開催されます。 みなさまお誘い合わせの上、ご覧いただけますようよろしくお願いいたします。 ほぼ毎日会場に居る予定です。 5月に刊行いたしました同名の写真集も会場にございますので、お手に取っていただければ幸いです。 http://www5.hokkaido-np.co.jp/books/20110703/1.html 宇井眞紀子写真展「アイヌ、風の肖像」 銀座ニコンサロン(03-5537-1469) 8月17日(水)~30日(火)AM10:30~PM6:30(最終日はPM3:00まで) 会期中無休 入場無料 http://www.nikon-image.com/activity/salon/exhibition/2011/08_ginza.htm#03 9月には同じものが大阪で展示されます。 宇井眞紀子写真展「アイヌ、風の肖像」 大阪ニコンサロン(06-6348-9698) 9月15日(木)~21日(水)AM10:30~PM6:30(最終日はPM3:00まで) 会期中無休 入場無料 http://www.nikon-image.com/activity/salon/exhibition/2011/09_osaka.htm#03 どうぞよろしくお願いいたします。 宇井眞紀子 #
by norikomatsuura
| 2011-08-19 11:31
| 写真
7月の写真展は、取手市「きらり」と「OmonnmaTent」での同時開催。
会場に足を運んで下さった皆様、誠にありがとうございました。 また、関係者の方々には、並々ならぬご配慮とご協力をいただきました。 心より御礼申し上げます。 24日のトークショーにもたくさんの方が来てくださいました。 当初の心配も杞憂におわり、用意していただいた椅子が足りないほどで、 ほっと一安心。 質問コーナーでは、ついついしゃべりすぎてしまい、大幅な時間延長となってしまいました。すみません。 今回の写真展では、地元紙や情報誌などでもインタビュー記事を含め大きく取り上げていただきました。 常用リビング、シンヴィング、毎日新聞、朝日新聞、茨城新聞、エリート情報(掲載順) などの記者の皆さま、お心のこもった記事をありがごうございました。 ******* 5月から7月にかけて、ありがたいことに、慌ただしくも充実した好き日々を過ごしてまいりました。 が、ここへきて一息。 お盆にかけて、映画を観たり、ためこんだ本や新聞を読んだり、録画したテレビ番組を観たりしようっと。 #
by norikomatsuura
| 2011-08-09 17:09
| ほか
#
by norikomatsuura
| 2011-07-29 18:11
| お知らせ
<写真展のお知らせ>
茨城県取手市で写真展を行います。 *その1 「国境に暮らす先住の民・クルド -トルコ・イラン・イラクの国なき人びとー」 とりでアートギャラリー“きらり” 取手駅西口宇田川ビル2階 平成23年7月12日(火曜)から7月25日(月曜) 午前10時から午後7時まで 入場無料 会期中無休 ギャラリートークもあります。 7月24日(日曜)午後2時から3時 予約不要 詳しくはこちら 取手市公式サイト 開催にあたり、地方紙誌にインタヴュー記事が掲載されます。 ● 常用リビング ● シンヴィング ● エリート情報 *その2 同時開催 「松浦範子写真展」 Gallery and Cafe OMONMA TENT (ギャラリーカフェオモンマテント) 7月1日(金曜)から7月31日(日曜) (すでに始まってます!) 但し、金・土・日・祝日のみオープン (ご注意ください) 午前11時から午後6時 詳しくはこちら Gallery and Cafe OMONMA TENT おいしいお料理やお茶などもいただけます♪ そちらもぜひお楽しみください。 <記事掲載のお知らせ> *その1 中日・東京新聞 6月27日付夕刊 3月から4月にかけて訪問した、クルド人武装組織PKKのゲリラキャンプについて 書きました。 *その2 北海道新聞 7月3日付朝刊 宇井真紀子著 『アイヌ、風の肖像』 (新泉社刊)の書評を書きました。 (写真集です。これ、絶対おすすめです! もう少ししたら、ネット上で記事をご覧いただけます) <パネルディスカッションに参加しました> 日本ボランティア学会2011年度大会 テーマ:不条理な世界、にもかかわらず 〜遠いところ、弱いところ、小さいところへ/から 2011年6月25日(土)15:20〜17:20 会場: 立命館大学 衣笠キャンパス(京都市北区等持院北町56-1) 日本ボランティア学会 日本ボランティア学会 ☆☆☆まとめてのお知らせになってしまいましたが、どれもこれもご関係者の方がたには、並々ならないご配慮とご協力をいただきました。すべては、皆さまのお力添えあってこそのことです。そのことをいま、ひしひしと感じております。こころより御礼を申し上げます。 #
by norikomatsuura
| 2011-07-10 19:20
| お知らせ
サダム・フセイン政権崩壊直後のイラクを舞台とした映画が、6月から上映される。老いたクルド人女性が孫のアーメッドを連れ、彼女自身の息子であり、少年の父であるイブラヒムを探しに出るというロードムービーだ。そこには「アンファール」作戦という、かつてのイラク政府軍が行ったクルド民族浄化政策の悲劇的な現実が伏線として描かれている。
アラブ人やクルド人、その他いくつもの民族が暮らすイラク。アラブ人対クルド人の争いの歴史は長く、(サダム=アラブではないけれど)サダム政権下におけるクルド人弾圧は熾烈をきわめた。サダム時代終焉後も、巨大産油地の帰属をはじめとするさまざまな未解決の問題から、互いの政治的な駆け引きには常に緊張が付きまとう。だからイラクの少数派民族“クルド”について語られる時、当然のように民族間の対立や一国内での分裂ばかり取り沙汰されることが少なくない。 だが、この映画は違った。アラブ人もクルド人も、イラクという一つの国のなかで暮らす同じ人間なのだということがテーマだ。どちらも、サダムの恐怖におびえる日々を生き、そして殺されてきた。身内を失い、心に傷を負った者同士、言葉は理解できなくとも、通じ合うものを抱き、相手の痛みを覚え、慈しみ合うことができる。ところどことにちりばめられたそうしたシーンが印象に残る。 私は以前、大規模なアンファール作戦が実施されたゲルミアンという地で、ある青年にインタビューしたことがある。彼は、イラク軍に包囲され住民が丸ごと強制連行されてしまったある村の、唯一の生き残りだった。幼く、体の小さかった彼は、草葉の陰に隠れてイラク兵の目を逃れた。だが家族も隣人もすべて連れ去られ、一人ぼっちになってしまい、道端で泣きじゃくっていたところを、たまたま車で通りかかったアラブ人男性に保護されたのだった。男性は、彼を家族のもとに連れて帰り、我が子のように大切に育ててくれたという。もしもそのことが発覚したら、一家は厳しい追及を受けることは必至だった。にもかかわらず、そのアラブ人一家は命がけで彼を守った。 そうした事例は、事実、他にもある。 アラブとクルド。けっして互いを嫌悪し、隔ててきたばかりではない。傷つけあいもした。だが、隣人として共に生きてきた長い歴史もある。対立の構図ばかりでなく、そのことにもっと目を向けてもいい。イラク人監督によって制作されたこの映画は、そう教えてくれる。 『バビロンの陽光』公式サイト 6月4日~ シネスイッチ銀座 ほか全国順次公開 #
by norikomatsuura
| 2011-05-29 12:04
| 観た
|
プロフィール
フォトグラファー&ライター。トルコ、イラン、イラク、シリアのクルディスタンを繰り返し訪問し、新聞、雑誌などで写真と文章を発表するほか、講演活動も行っている。
お問い合わせはこちらから 松浦範子web http://www.ac.auone-net.jp/~noriko.m/ ライフログ
カテゴリ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||